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1950年代以降の北欧のガラスデザインにおける礎ともなったシリーズ、”Aarne/アールネ”。
1948年にフィンランド出身のデザイナー、Göran Hongell/ゴラン・ホンゲルによってデザインされました。
現在でも製造が続く、イッタラのロングセラーアイテムのひとつです。
ゴラン・ホンゲルは1932年よりiittalaのデザイナーを務めました。
また、彼はフィンランドで初めてガラスメーカーに雇われたデザイナーで、フィンランドのガラス工芸におけるパイオニアでした。
既存のデザインを連続生産できるよう、サイズやパターンを合理的に変更するという作業を主に行っていました。
こちらのアールネシリーズは1954年にミラノ・ビエンナーレ展にて金賞を受賞、また、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも選定された、彼の代表作です。
薄づくりの飲み口は心地よい口当たり。
そしてボトムに向かって重さが加えられ、スッと手に納まるような感触を味わえます。
カクテルグラスというとステム(持ち手)の長いものを想像しますが、アールネのグラスはステムは短く、ボトムはしっかりと安定感があります。
おうちカクテルが気軽に楽しめるような、ミニマルなデザイン。
カクテルサラダなどの前菜を盛り付けて使うのも◎
iittala100周年記念の際にはガラス製品のシンボルになったほど、iittalaの長い歴史のなかでも特に重要な製品のひとつです。
ガラスアイテムをカジュアル且つおしゃれに楽しみたい方にオススメです。
【サイズ・価格】
φ 8.8cm H 8.2cm
1客 ¥2,160(税込み)
Made | Finland, Scandinavia |
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