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“フィンランドデザインの良心”と呼ばれるデザイナー、Kaj Franck/カイ・フランクによってデザインされたガラスシリーズ”PRISMA/プリズマ”
プリズマ(=プリズム)という名前が表す通り、表面の三段階の傾斜により出現する光の屈折と反射が特徴的なシリーズです。
デザイン性と実用性を兼ねそろえた、カイ・フランクらしいデザインです。
1945年からARABIA、1946年からiittala、そして1950年からはフィンランドで最も古いガラス工場Nuutajarviのデザイナーとして多くのガラスデザインを手掛けたカイ・フランク。
日常使いに適したシンプルなデザイン、そして誰もが手にしやすいもの、というそれまでの一般的な食器の概念を大きく変えるような彼のデザインはNuutajarvi製品の成功の要因のひとつとなりました。
後にNuutajarviはARABIAが属していたWartsilaグループに買収されたため、こちらのプリズマシリーズはARABIAとNuutajarviの両方のロゴシールのものが存在します。
3層に分かれたグラスの表面は上部が内側に下部が外側に傾斜がつけられています。
それぞれの厚みと傾斜角が異なることにより光の屈折と反射が生まれ、プリズムのように光が美しくきらめきます。
型に流したガラスを遠心力で成型させるFugaと呼ばれる技法で作られています。
工業製品でありながらも、ハンドブローのような味わいが楽しめる技法です。
この傾斜はデザイン的な要素だけでなく、実は手にスッと馴染み持ちやすいという実用的な要素も含まれています。
お水やお茶、ジュースなど飲み物だけでなく、ヨーグルトやアイスなどのデザートの盛り付けにもオススメです。
また、これからの時期は冷たいお蕎麦やそうめんのつゆを入れるお猪口としても使えそうです。
ぜひ気兼ねなく日常的に使っていただきたいアイテムです。
【サイズ・価格】
φ 7.4cm H 9cm
1個 ¥4,320(税込み)
Made | Finland, Scandinavia |
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