Nutcracker
Germany Vintage
ドイツの伝統的な工芸品として知られる、くるみ割り人形。
テューリンゲン州ゾンネンベルク、エルツ山地のザイフェン村などで多く作られています。
16世紀には人の形をしたくるみ割りが存在していたといい、現在良く知られている形のくるみ割り人形は1870年にヴィルヘルム・フリードリッヒ・フュヒトナーがろくろ技術を用いて作り始めたものが元となっています。
人形の背中に付いたレバーを上げ下げし、がっしりと大きな顎でくるみを割るという仕組みは現在でも受け継がれています。
こちらのくるみ割り人形はレーダーホーゼンというドイツの民族衣装に身を包み、手にはビールジョッキを持っています。
ドイツで毎年9~10月に行われる”オクトーバフェスト”というお祭りでの男性の姿を模したデザインです。
ちょっと勇ましい表情に顎髭が似合っていますね♪
よく見るカラフルなカラーリングのものとはまた違った”大人な”味わいのあるくるみ割り人形です。