1959年にデザインされたアッシュトレイ、”Stadion/スタディオン”。
厚手で重厚感のあるガラスで作られたちょっと変わった楕円形の灰皿。
スーッと透き通るように美しいガラスのクオリティ、色彩の表現力の高さはヌータヤルヴィの技術があってこそ。
この不思議なフォルムは”スタジアム(=競技場)”という意味を持つ名前だと知ると「なるほど!」と納得のデザインです。
1793年に設立された、フィンランドで最も古い歴史を持つガラス工場であるヌータヤルヴィ。
1950年代初頭にはアートディレクターにフィンランドの巨匠カイ・フランクが就任し、機能性とデザイン性に優れ、日常使いができるようなガラス製品が多く作られました。
そんなカイ・フランクやオイヴァ・トイッカと共にヌータヤルヴィを代表するデザイナーとして活躍した女性デザイナーがサーラ・ホペアです。
一般家庭でも飲食店でも、今や誰でも使ったことがあるスタッキンググラスの原型を作ったとも言われているデザイナーです。
彼女のデザインはカイ・フランクに通ずるようなシンプルで機能的なデザインに繊細で柔らかい曲線など、どこか女性らしいエッセンスがプラスされています。
一目見ただけで純度の高いガラスでできたものと分かるようなクオリティーは重厚感だけでなく、どこか清潔感をも感じさせます。
灰皿としてだけでなく、アクセサリーなどの小物を入れたりや洗面所や浴室でソープディッシュとしてなどの様々な使い方ができます。
お酒のおつまみにナッツなんかを入れてもいいかもしれません。
北欧フィンランドの透き通った空気を閉じ込めたように美しいガラス。
灰皿なんだけど煙たいタバコとはなんだかほど遠いイメージで、不思議とその場の雰囲気をクリーンにしてくれるような気にさせてくれます。
美しい色彩とずっしりとした重みのあるガラス、このフォルムだからこそより味わえる透明感。
サーラ・ホペアデザインの中でも、”スタディオン”は日本ではあまりお目にかかることの少ないアイテムです。
お探しの方はぜひいかがでしょうか♪
【価格・サイズ】
ブルー、ブラックそれぞれ1個 ¥8,640(税込み)
W 16cm D 12cm H 5.7cm
Made | Finland, Scandinavia |
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