Akita Mokko Stacking Stool No.202 designed by Kenmochi Isamu/秋田木工 スタッキングスツール 剣持勇デザイン ジャパニーズモダン

これぞ日本のスタッキングスツールの定番【No.202】
第二次世界大戦後のジャパニーズ・モダンと呼ばれるデザインの礎を創ったパイオニアのひとり、剣持勇によって1955年にデザインされました。

通称”剣持スツール”という愛称で、1958年の発売から60年以上経つ現在でも製造が続く、秋田木工のロングセラーアイテムです。

剣持スツールの特徴は何といっても”曲木”。
無垢の木材を高温の蒸気で蒸して曲げる技術が用いられています。
曲木が使われていることで、片手でらくらく持てるほど軽量で、且つ堅牢で丈夫な作りに。
美しい曲線を描く曲木は秋田木工の専売特許とも言える技法で、熟練された職人さんの手によってひとつひとつの家具が生み出されています。

剣持スツールが発表された1950年代の日本は高度経済成長期真っ只中。
第二次世界大戦後から続く住宅不足を解消するため、団地などの集合住宅が多く建てられました。
戸建てよりも部屋が狭くなってしまう集合住宅では、コンパクトでスペースを取らない、さらにはスタッキングもできる剣持スツールが爆発的にヒットしました。

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