Kartell ERO|S| Chair Philippe Starck/カルテル エロエス チェア フィリップ・スタルク 回転式 コバルトブルー

Kartell ERO|S| Chair Philippe Starck/カルテル エロエス チェア フィリップ・スタルク 回転式 コバルトブルー

イタリアの歴史あるプラスチック家具ブランドKartel/カルテル社製、ERO|S|/エロエスチェア。
カルテルの多くの作品を手掛けている世界的なインテリアデザイナー、フィリップ・スタルクにより2001年に発表されました。
エロエスの”エロ”とは、一本脚の”ペデスタル脚”を用いたチューリップチェアで知られるエーロ・サーリネンの名前から付けられました。
身体をすっぽりと包み込んでくれるような包容力がある、ポリカーボネート製の丸みを帯びたシート。
そしてそこからスッと美しく真っすぐに伸びる一本の脚。
無機質な素材から有機的なフォルムを作りだせるというのは、さすがフィリップ・スタルクです。
洗練された出で立ちで唯一無二な存在感を放つ個性的な一脚。
経年や使用に伴う細かな擦れや傷が全体的にございます。
座面下のゴムが一部切れてしまっていますが、使用には差し支えありません。
エロエスチェアにはもう一パターン、四本脚の固定式のベースのものがあります。
こちらはイームズのエッフェルベースへのオマージュとも言われているデザインです。
ここでデザイナーズ家具がお好きな方はピンとくるのではないでしょうか?
実は名前の由来にもなったデザイナー、エーロ・サーリネンとイームズには合作チェアが存在するのです。
その名も「オーガニックチェア」。
イームズのシェルチェアの原型とも言われている歴史的な一脚です。
ミッドセンチュリーの名作チェアとそれぞれのデザイナーに敬意を込めた、”スタルク流オーガニックチェア”というのがこのエロエスチェアなのではないのかなとも思います。(あくまでも個人的な想像です)
ちなみに…
エロエスチェアの広告では全裸姿の女性が膝を抱えてこのチェアにすっぽりと座っている写真が使われています。
なんだかこの”エロエス”という名前にはダブルミーニング的な意味が込められているような気がしますよね(笑)
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