置き時計 | FURUICHI/古一

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地球をイメージした球体の置時計　　五十嵐威暢/earth clock アースクロック1987年に五十嵐威暢氏がOUN（アウン株式会社）のためにデザインしたearth clock。ボディーはモダンな黒いカラーリング、静かに回転する地平線のような秒針が印象的な置時計です。こちらの時計をデザインすることになった当時、球体の時計がつくられていないことに気付き球体は地球のイメージとつながり、地球の70%をしめる大海原を時計ボディに施した波形の溝で表現しました。透明なドームで覆われた文字盤部分は、残る30％の大地を表しています。大地の上では、秒針が秒針を追いかけ流れるように動き、終わりのない時間を感じることができますearth clockの本体は砂型鋳物の技術を用いて製作。波形の細かな表面形状は補修を加えることができないため、鋳物自体の完成度の高さが求められます。その後の旋盤加工は、形状が絶妙であるため切削可能な部分が極めて少なく、精緻な準備と加工を必要とします。熟練職人の経験と技によりこの複雑な形状を表現しています。復刻品も販売されておりますが、こちらは1987年に販売されたオリジナル商品です。中古市場でも数の少ないお品物です。お探しだった方は是非この機会にいかがでしょうか。≪ Takenobu Igarashi / 五十嵐威暢 ≫彫刻家、デザイナー。アクソノメトリック図法によるニューヨーク近代美術館のカレンダー、立体アルファベット、サントリーホール・カルピスのVIデザイン、OUNやYMDのプロダクトなど、グラフィック・プロダクトデザイナーとして活動し、世界的な評価を受けている。1994年、彫刻家に転身。木、石、金属、テラコッタ、ステンドグラスなど、様々な素材でパブリックアートとしての作品を数多く制作している。多摩美術大学名誉教授。

OUN COLLECTION EARTH/BALL CLOCK Design By Takenobu Igarashi / 五十嵐威暢デザインアース/ボールクロック

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GEORG JENSEN VENUS CLOCK desgin by ANDREAS MIKKELSEN / ジョージジェンセンアンドレアミケルセンデザイン置時計

05.01.2017